投資で成功する人しない人

<ニュースレター「マネーの知恵」 2019年4月発行>

先日経営コンサルタントで、船井財産コンサルタンツの創業者である船井幸雄先生の本を読みました。

その中で「成功する人に共通する三つの人間的条件」というものが書かれていて、日頃から感じている投資で成功する人としない人の違いと同じだなぁと思ったので、皆様と共有したいと思います。

「勉強好き」であること
船井先生は人間というのは理性脳を持っているので、「常に勉強し、頭を良くする」ことをすすめています。

そして成功する人の条件として、真実と真実をつかむ目の養成が大事であるとし、そのために「勉強好き」であることを条件に挙げています。
人間というのは知っている世界しか想像できないものですから、知識が増えれば増えるほど知っている世界が広がっていきますよね。
やはり勉強好きであることは大切なことだと思います。

投資の世界でいえば、NISA(小額投資非課税制度)が始まってからすでに5年以上が経過していますし、政府などがつみたてNISAや確定拠出年金制度を活用した老後に向けた資産形成を促している一方で、投資信託協会の2018年度投資信託に関するアンケート調査では、「投資の知識がない(38%)」、「投資信託の仕組みがよくわからない(22.8%)」という結果が出ています。

人間というのは理解出来ないことに対しては恐怖を覚えるものですし、なかには自分が知らないだけなのに批判してくる人がいます。
そのため投資に対して批判的なことを言う人は、投資に対する正しい知識を持っていない人が多い傾向にあります。

また、2016年から日本でもマイナス金利政策が始まって、無リスク資産からのリターンがほとんど期待できなくなったにもかかわらず、「預金金利が低い」とか不満を漏らしたり、「老後資金を保険で準備する」「学資保険はどれがいい?」などと言っているような、頭の中をアップデート出来ていない人が今でも多く存在します。
そのような方々はおそらく新しい情報、正しい情報を入手することを怠っているから、頭の中をアップデート出来ていないのだと思います。

これまで全国で講演してきて、投資で成功している人は日頃から学び、情報取得を継続している人が多いと感じています。
インターネットの世界で簡単に得られるような質の低い情報ではなく、日本経済新聞などから質の高い情報を取得し続けている人は、投資でも上手くいっている人が多いものです。
やはり学び続けることは大切ですね。

素直であること
成功するためには勉強好きであることに加え、素直であることも大事であるそうです。
素直に学ぶことで先見性が出て、それが計画的に生きることにつながり、成功への近道になる。
まさにその通りだと思います。

私はアメリカンフットボールのコーチとして日頃から選手達と接していますが、素直な選手は吸収力が高く、その後伸びていく選手が多いものです。
その一方で、素直さに欠けている選手はなかなか伸びていきません。

このことは日頃から高校生達とテニスをしても感じています。
素直じゃない子はなんだかんだ理由を付けてやろうとはしませんし、なかなか上達しませんが、素直な子は指摘されたことにすぐ取り組むので、上達するのが早いのです。

投資についても、経験値が高い人は自己流でも勘でも何でも構わないと思いますが、そうではない経験が少ない人は素直にアドバイスを聞いて動いたほうが良い成果につながるものです。素直に聞かなかったり、知識不足のまま自己流でやっててしまう人はなかなか上手くいきませんね。

行動経済学の研究で明らかにされていますが、とくに男性のほうは根拠がないのに自信家が多く、自己流で頻繁に売買をしてしまうことが多い傾向にあるそうです。
そのため失敗してしまうことが多く、実際に投資成果では男性のほうが女性よりも投資で損をしてしまっているとのこと。

プラス思考であること
船井幸雄先生はマイナス思考を心の「病」としています。
良いことを思えばよいことがおきる。
悪いことを考えれば悪いことがおこる。
だから良いことを思うとプラス思考の考え方の重要性を伝えています。

投資は未来を信じて行うものです。
これから成長しそうな国や企業などに、自分が当面使う予定のないお金を預けて、その成長の恩恵をキャピタルゲインやインカムゲインの形で受け取っていくのが投資です。
「これから未来はもっと良くなる」「経済発展していく」などと未来に対する明るい希望を描けなければ、投資で成功するのは難しいでしょう。
そのためプラス思考の人間であることも、投資で成功するためには大切なことです。

【著者】
久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)

ファイナンシャルプランナー
金融知力インストラクター
日経情報活用アドバイザー(日経メディアプロモーション公認)

<講師プロフィール>
高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。
大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。
相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。


<主なメディア実績>
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・ファイナンシャルアドバイザー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか

近況報告

倉敷美観地区

201932日 岡山県内の銀行の資産運用セミナーで講演
最近のマーケットの状況や、今後の見通しについて説明を行いました。

201934日 長崎県内の銀行の資産運用セミナーで講演
最近のマーケットの状況や、今後の見通しについて説明を行いました。

20193月14日 福岡県内の銀行の経済セミナーで講演
今後の九州経済について説明を行いました。

プライベート

【倉敷美観地区】
32日は朝から倉敷で講演の仕事だったため、前日早めに倉敷入りして、有名な美観地区や三井アウトレットパークなどを見て回りました。

美観地区はちょうど卒業式シーズンだったため、着物姿の女性がたくさんいて、記念撮影などを行っていました。
落ち着いた雰囲気の中に、華やかさが加わっていい雰囲気でした。

三井アウトレットパークは倉敷駅前の大変便利な場所にありますし、倉敷は瀬戸内の新鮮な魚介類も食べられるので、プライベートでも行ってみたいと思いました。

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