<メールマガジン 2016年9月21日>
厚生労働省は愛称募集を行っていた個人型確定拠出年金について、9月16日に「iDeCo(イデコ)」に決定したと発表をしました。
元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが発表場面で映っていたのをご覧になった方もいるのではないでしょうか?
「iDeCo(イデコ)」とは英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの略です。
そしてこれまで「DC」と呼ばれている確定拠出年金(企業型を含む)のDCの2文字だけを大きくしています。
私は発表を聞いた時に米国の個人退職勘定(IRA:Individual Retirement Account)のIの意味である思ったのですが、頭の「i」の文字には「私」という意味も含んでいるそうです。
税制優遇を受けながら自分の年金資産として貯められるという、個人型確定拠出年金の特徴をよく表していますね。
■税制面のメリットが大きく、老後資金準備に最も適した方法の一つ
個人型確定拠出年金(iDeCo)は税制面のメリットが大きいので、老後資金の準備に限れば、数ある選択肢の中で最も適した方法の一つだと考えています。
その税制面のメリットについては前々回のメールマガジン(9月6日)で書いていますので、そちらを読んでいただければと思います。
実際に相談にこられるお客様に紹介をさせていただく機会も多いですし、確定拠出年金をきっかけに資産運用に関心を持ち始めて相談にくる方も結構いらっしゃいます。
その一方で、「運営管理機関の講師が職場にきて一度説明があっただけ」「確定拠出年金はどの商品を選べばいいのかわからない」という声を多く聞きます。
とくに「iDeCo(イデコ)」に決まった個人型の場合は、そのような説明会もありませんから商品選びから全て自分自身で行う必要があります。
今後個人型に加入したはいいけれど、商品選びに悩む人が増えることが考えられますね。
■制度のデメリットに注意しながら計画的な利用を
中途での引き出しに制限があることや、積立金の運用を加入者自身が行わなければいけないことなど気を付けるべき点はありますが、計画を立てて上手に使っていけば個人型確定拠出年金(iDeCo(イデコ))は本当にメリットが大きいと思います。
NISAやジュニアNISAといった非課税制度と合わせて、うまく使い分けていくことで効率的な資産形成が図れるはずです。
今回の「iDeCo(イデコ)」の愛称決定をきっかけに認知が広がっていったらいいですね!