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<ニュースレター「マネーの知恵」 2022年8月発行>
あなたは住宅ローンの総返済額を確認したことがありますか?
総返済額とは住宅ローン返済額の合計のことです。
住宅ローンは他のローン等と比べて返済期間が長くなるので、たとえ金利が低くても総返済額は借入金額よりもずっと多くなります。
例えばボーナス返済なしで借入額4000万・金利1%・返済期間35年の住宅ローンを組んだと仮定すると、毎月の返済額は約11.2万円ですが、35年間の総返済額では約4742万円。
約740万円も利息を払うことになるのです。
この総返済額は家計から出て行く金額の総合計ですので、なんとかして減らしたいですね。
そのための最も一般的な方法として挙げられるのは、住宅ローンの返済期間中にまとまったお金ができた場合に一部繰上げ返済を行うことでしょう。
この一部繰上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つの方法があります。
「期間短縮型」は月々の返済額を変えないで、借入期間を短縮する方法です。
一方の「返済額軽減型」は借入期間を変えないで、月々の返済額を少なくする方法です。
■支払利息の軽減効果が大きいのは「期間短縮型」
それではこの一部繰上げ返済の効果を確認してみましょう。
上記と同じ条件で、住宅ローンの返済開始5年が経過した時点で100万円を一部繰上げ返済したとすると、「期間短縮型」では約1年1ヶ月の期間短縮で、総返済額は約31万円減ります。
一方、「返済額軽減型」では毎月の返済額は約2823円下がるものの、総返済額では約15万しか減りません。
「とにかく毎月の返済を減らさなくてはならない」というような厳しい家計状況でなければ、「期間短縮型」の方法で一部繰上げ返済を行ったほうが利息の軽減効果が大きく、総返済額を少なくすることに繋がります。
※2020年1月に借入を行ったものとして試算
一部繰上げ返済を行う際の注意点としては、金融機関によっては手数料が必要になる場合があり、手続きの時期や方法、一部繰上げ返済可能額がそれぞれの金融機関によって異なっていることです。
とくに繰り上げ返済に係る手数料が高いような場合には、こまめに一部繰上げ返済をしたほうがいいのか、それとも金額を大きくしてまとめて一部繰上げ返済を行ったほうがいいのかを、慎重に見極める必要があります。
また、これは私自身の相談経験の中で感じていることですが、一部繰上げ返済をすると返済予定表などではっきりと効果を確認することができるので、ついつい嬉しくなって一部繰上げ返済を頑張り過ぎてしまう方がいらっしゃいます。
まぁ目に見える形で返済期間が短くなったり、毎月返済額が少なくなるため、嬉しくなる気持ちは十分理解できます。
しかし、病気や事故などの万一の際に備えて、ある程度の余裕資金は手元に残しておいたほうがいいでしょう。
手元に残す資金は、半年分程度の生活費を目安にするといいと思います。
■住宅ローンの借り換えも検討
住宅ローンの借入金利が高い場合には、住宅ローンの借り換えも視野に入れましょう。
最近はインターネット専業銀行や、モーゲージバンクの参入などにより住宅ローンの借入先の選択肢も増えてきています。
歴史的な低金利環境が続いていていますので、借り換えによって総返済額を減らせる可能性は大きいと思います。
但し、住宅ローンの借り換えの際には改めて抵当権設定などの諸費用が必要になるため、事前に諸費用を含めても借り換えるメリットがあるかどうか、しっかりとシミュレーションを行う必要があります。
データ出所:住宅金融支援機構「間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」
最後に住宅ローン控除を受けている人のケースですが、一部繰上げ返済を早い時期に行うよりも、住宅ローン控除を受けられる期間が終わるまで待ってから一部繰上げ返済をしたほうが、メリットが大きいことがあります。
前倒しで一部繰上げ返済を行うメリットと、所得税の減税メリットを比較して、ご自身に優位な方法を選択するようにしましょう。
【著者】
久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)
ファイナンシャルプランナー
金融知力インストラクター
日経情報活用アドバイザー(日経メディアプロモーション公認)
<プロフィール>
高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。
大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。
相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行う。
大和投信、三菱UFJ投信などの大手運用会社のアドバイザー(講師)を10年以上経験しており、マーケット環境や投資信託の活用方法についてのアドバイスを得意としている。
<主なメディア実績>
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・ファイナンシャルアドバイザー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか
屋台の豚骨ラーメン
2022年7月25日 オンライン勉強会開催
『麦わら帽子は冬に買え ~最新の投資環境(2022年7月)~』
明太卵焼き
【屋台】
7月13日に息子とPayPayドームに野球を観に行った帰りに、天神の屋台に寄ってラーメンと明太卵焼きを食べてきました。
(福岡のラーメンは全国的に有名ですが、明太卵焼きはあまり知名度が無いのが不思議です。)
福岡育ちの息子ですが、実は今回が初屋台。
地元にいても、なかなか屋台に行く機会は少ないですからね。
ラーメンを「美味しい」と言って食べていたので、これからは友達を案内出来るようになるんじゃないかと思います。
ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート
プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ
仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段は温和な性格です。
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