老後のお金の不安を解消しませんか?ライフプランと資産運用・投資のことなら福岡市天神のFPオフィス クライアントサイドにお任せください。
【オンライン相談で全国対応】

福岡市天神のファイナンシャルプランナー事務所

FPオフィス クライアントサイド

〒810-0041
福岡市中央区舞鶴1-8-26
グランパーク天神C棟1028

092-716-3487
電話受付
平日9:00~18:00
(ご相談は土日祭日も対応)

お気軽にお問合せください

~ねんきん定期便でわかる~公的年金はいくらもらえる?

<ニュースレター「マネーの知恵」 2018年6月発行>

老後の生活設計を考える時に、毎月の収入のベースになるのが公的年金です。
この公的年金はすべての国民が加入する基礎年金と、会社員が加入する厚生年金の2階建ての仕組みになっています。


公的年金の受給額は人によって違う
自営業者や学生などが加入する国民年金はこの基礎年金の部分に該当しますが、20歳から60歳までの40年間、一度も未納することなく保険料を納めた場合、65歳から受け取れる年金額は779300円(平成30年度)です。
月額にすると69401円になります。

但し、保険料の未納期間や免除期間がある場合は、その期間(月数)に応じて減額されます。給与から保険料が差し引かれる厚生年金と異なり、国民年金の場合は加入者が自ら保険料を納めなくてはいけないため、保険料の納付漏れがないかどうかを確認しておいたほうがよいでしょう。

厚生年金はサラリーマン・OL・公務員や教職員などの給与所得者が加入するもので、保険料は給与から天引きされます。
保険料は会社(事業主)と折半なので、半分だけしか負担していないことになります。

受け取れる年金額は厚生年金に加入している期間や、その時の報酬水準によって異なります。たとえ1ヶ月だけしか厚生年金の保険料を支払っていなくても、受給要件を満たして年金を受け取ることができますし、その時の給与水準が高ければ高いほど受け取れる年金額は多くなります。
※報酬の上限など一定の条件あり


ねんきん定期便で公的年金の受給額を確認しよう
このように公的年金制度は加入している制度とその期間、その時の給与水準によって受け取れる年金額が違ってくるため、自分が加入している年金記録について確認をしておくことは大切です。
そのため旧社会保険庁時代の年金記録漏れ問題を受けて、誕生月に毎年送付されるようになった「ねんきん定期便」の内容をしっかりと確認してもらいたいものです。

「ねんきん定期便」に記載されている内容は50歳以上と50歳未満では異なります。
今回は50歳以上の記載内容を簡単に説明しますね。

<記載事項(50歳以上)>
50歳以上の人が受け取る「ねんきん定期便」には、「ねんきん定期便」の作成時点の年金加入状況がそのまま60歳まで続くという前提で、将来受け取ることができる年金見込額が記載されています。

【受給資格期間】
老齢年金を受給するためには、60歳までに原則として120ヶ月以上の受給資格期間が必要です。
これまでの年金加入期間欄にこれまでの受給資格期間が書かれています。

50歳以上の方にとくに注意をしていただきたいのが、遺族年金と障害年金の受給要件を満たしているかどうかです。
遺族年金や障害年金は、死亡日あるいは初診日の属する月の前々月までに3分の2以上の受給資格期間があることとなっています。
(平成38年までは直近1年間に保険料の未納がなければいいという特例あり)

そのため老齢年金の受給資格期間と合わせて、遺族年金と障害年金の受給要件を満たすかどうかを必ず確認するようにしましょう。

【受給開始年齢】
男性の場合は昭和3641日、女性の場合は昭和4141日以前に生まれた人で、これまでの厚生年金加入期間が1年以上ある場合は、特別支給の老齢厚生年金を受け取ることができます。

【老齢基礎年金の見込額】
60歳まで年金加入状況が続いた前提で計算された、老齢基礎年金の見込額が記載されています。

【老齢厚生年金の見込額】
老齢基礎年金の見込額と同様に、そのまま60歳まで年金加入状況が続いた前提で、老齢厚生年金の見込額が記載されます。

但し、厚生年金は報酬水準によって受け取れる金額が変わってくるため、とくに出向や役職定年等で報酬水準が下がってしまう場合、記載されている見込額よりも実際に受け取る年金額が少なくなってしまうことがあるので注意してください。

【著者】
久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)

ファイナンシャルプランナー
金融知力インストラクター
日経情報活用アドバイザー(日経メディアプロモーション公認)

<講師プロフィール>
高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。
大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。
相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。


<主なメディア実績>
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・ファイナンシャルアドバイザー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか

近況報告

Financial Adviser
2018SUMMER

2018513日 沖縄県内の金融機関の資産運用セミナーで講演
最近のマーケットの動きについて解説しました。


2018520日 『Financial Adviser2018SUMMER
100歳まで安心できる運用&取崩し提案特集で、運用アドバイスのポイントについて10ページ記事執筆


2018521日  福岡県内の企業の資産運用勉強会で講演
NISAやつみたてNISA、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の制度や活用方法について説明しました。

プライベート

【ヤフオクドームで野球観戦】
56日(金)はヤフオクドームに息子と野球観戦に行ってきました。
福岡で生まれ育った息子ですが、私の影響が大きかったようで、生粋のオリックスファンになっています。

ちょうどソフトバンクの内川選手の2000本安打がかかっていたこともあって、ヤフオクドームは超満員。
たくさんのソフトバンクファンがいる一方で、オリックスの応援席はいつも以上に狭く、とても寂しい状況でしたが、我々の応援の甲斐があってか、めずらしくオリックスの勝利となりました。

今年2月頃から体調の関係で学校を休みがちな息子を外に連れ出すことが一番の目的でしたが、いい気分転換になったように思います。

<資産運用(投資)のプロとして寄稿>

FPジャーナル(日本FP協会)
2017年12月号

『活躍する先輩FPに聞く 起業・集客・経営のノウハウ』特集/資産運用アドバイスを求めて、九州一円から相談者が集まるFPとして紹介されました

Financial Adviser
2018年SUMMER号

100歳まで安心できる運用&提案特集(10ページ執筆)
CF表を作成し、目標リターンが明らかになった後の運用アドバイスのポイント。

Financial Adviser
2019年SUMMER号

不安にさせない運用アドバイス特集
(10ページ執筆)
運用アドバイスに長けた3人のエキスパートとして紹介されました。

   ごあいさつ

代表者 久保 逸郎

ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート

プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ

仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段は温和な性格です。
どうぞお気軽にご相談ください。

    アクセス

住所

〒810-0041
福岡市中央区舞鶴1-8-26
グランパーク天神C棟1028
 

地下鉄天神駅 徒歩5分

事前予約制

電話受付:平日9:00~18:00

ご相談は全て事前予約制とさせていただいています。

メールでのお問合せは24時間受け付けております。

休業日

不定休

土曜日・日曜日・祝日も
相談は対応しています。

詳しくはお問い合わせフォームから問い合わせいただくか、メールまたはお電話ください。