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~スイス流~ 資産保全の3つのポイント 

<ニュースレター「マネーの知恵」 2018年4月発行>

日本銀行によるマイナス金利政策の影響で、日本国内では超低金利の状況が続いています。
金融緩和の効果で追い風が吹いていた株式市場のほうも、今年2月以降不安定な状況が続いており、ピークアウトの様相が窺えます。

その一方で、インフレ率(消費者物価指数)は今年に入って世界的に上昇基調となっており、大切なお金の実質的価値を守ることが大変難しくなりつつあります。
このような難しい局面ではどのように資産を守っていけばいいのでしょうか?

そこで今回は200年以上に渡って富裕層の資産管理を行ってきたスイスのプライベートバンクの資産保全の考え方をご紹介します。

グローバルの観点で資産を保全する
私達日本人が日頃から使っている通貨は円です。
超低金利の環境とはいえ預金金利はマイナスにはなっていませんから、預貯金にお金を置いておけば、基本的にそのお金(額面)が減ることはありません。

しかし、その円も世界的な視点で考えれば為替の影響を受けています。
仮に現在1米ドル110円すると、為替が円高に動いて1米ドル100円になれば、世界的にはその円の価値が10%上がったことになります。その反対に為替が円安の方向に動いて、1米ドル120円なった場合、その価値が約8%下がってしまいます。

日本の食料自給率はカロリーベースで約40%しかありません。エネルギーや資源に関しては、水以外の資源はほぼ全て輸入に頼っていると言っても過言ではありません。
どうしても輸入に頼らなければいけないのが日本なので、為替が円安に振れてしまった場合、海外での食料やエネルギー・資源の購入にはより多くお金を払わないといけないことになります。

これはほんの一例ですが、同じように世界経済は結びついているので、大切なお金の価値を守るためにも、グローバルの観点は欠かすことができません。


グローバル分散投資を行う
下記の3つは投資を行う場合の3原則です。

①人口が伸びている地域に投資を行う
②イノベーションが起きている分野に投資を行う
③金融の投入量が増加している地域に投資を行う

この3つについては次回に詳しく書きたいと思いますが、あえて一言でまとめるとすれば「潜在的な経済成長力がある国・地域または分野に投資を行う」ということです。
経済成長を果たせば、企業の売り上げが増え、利益も増えることになるので、株価は上がるものです。

とくに個人的にいつも強調していることですが、長期的な観点で見た時に、生産性の指標である一人当たりGDPの伸びと株価には相関性がありますので、これから生産性が高くなっていきそうな新興国などに投資を行うと、その「成長の恩恵」を得られると思います。


割安な資産に投資を行う(バリュエーション)
バリュエーションとは投資の価値計算や事業の経済性評価のことを指します。
株価純資産倍率(PBR)や株価収益率(PER)、配当利回りなどを見ながら企業の利益・資産などの企業価値評価を行い、本来の企業価値と現在の株価を比較して、株価が相対的に割安か割高かを判断して、割安なタイミングで投資を行います。

このバリュエーションによる投資先の選定にはさまざまな情報を評価する専門知識や経験を必要としますので、一般の個人投資家の場合は「資産価格が高いタイミングでは購入しない」ことを大事にしていただければ大丈夫です。

とくに日本人の場合は、海外の投資家とは反対で、高値のタイミングで投資を行ってしまうことが多い傾向にありますので注意をしてください。

このように「グローバルの観点で資産を保全する」「グローバル分散投資を行う」「割安な資産に投資を行う」ことは、世界の富裕層が資産を預けているスイスのプライベートバンクの資産保全の鉄則です。
世界経済のピークアウトの時期を迎え、資産保全が難しくなってきた時期だからこそ、このような基本のポイントを押さえていただきたいと思います。

【著者】
久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)

ファイナンシャルプランナー
金融知力インストラクター
日経情報活用アドバイザー(日経メディアプロモーション公認)

<講師プロフィール>
高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。
大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。
相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。


<主なメディア実績>
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・ファイナンシャルアドバイザー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか

近況報告

2018310日 広島県内の金融機関の資産運用セミナーで講演

2018317   広島県内の金融機関の資産運用セミナーで講演

最近のマーケットの動きについて解説しました。

 

2018316日  みずほ銀行のWEBサイト
50代から考えるこれからの暮らしとおかねのはなし」

コラム『退職金を運用して、老後資金をふやす方法』を寄稿
https://kurashi-okane.mizuhobank.co.jp/000128.html

退職金を受け取った後の資産運用の考え方について
記事を書きました。

プライベート

【五島ボウル】
324日(土)~25(日)にかけて、長崎県五島市でアメリカンフットボールの合宿に行ってきました。

金曜日(23日)の夜に博多港から太古丸で五島に移動して、土曜日は朝から私がアシスタントコーチとして手伝っているオーパーツ福岡SUNSの単独練習、午後は九州学生リーグ4連覇中の西南学院大学と合同練習を行いました。


そして日曜午前は西南学院大学の皆さんと五島の子供達を相手にアメリカンフットボール体験教室を行いました。
そして午後に「五島ボウル」という形で西南学院大学と対戦。
結果は61-7の圧勝でしたが、なによりも五島の皆様の前でアメリカンフットボールの試合ができたことがよかった。
おそらく日本初の離島でのアメリカンフットボールの試合開催に
なったと思います。

<資産運用(投資)のプロとして寄稿>

FPジャーナル(日本FP協会)
2017年12月号

『活躍する先輩FPに聞く 起業・集客・経営のノウハウ』特集/資産運用アドバイスを求めて、九州一円から相談者が集まるFPとして紹介されました

Financial Adviser
2018年SUMMER号

100歳まで安心できる運用&提案特集(10ページ執筆)
CF表を作成し、目標リターンが明らかになった後の運用アドバイスのポイント。

Financial Adviser
2019年SUMMER号

不安にさせない運用アドバイス特集
(10ページ執筆)
運用アドバイスに長けた3人のエキスパートとして紹介されました。

   ごあいさつ

代表者 久保 逸郎

ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート

プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ

仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段は温和な性格です。
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