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足元の原油価格高騰などの要因もあって、世界的なインフレ基調が続いています。
とくに米国の消費者物価指数は2024年5月15日発表分で3.4%(前年比)と発表され、市場予想通りの結果になりました。
インフレターゲットとされている2%水準を大きく上回っている状況が続いていて、5月30日にクリーブランド連銀のエコノミストが公表したリポートでは「米国のインフレ率は2027年半ばまで2%の金融当局目標に戻らない可能性がある」と示されたように、高インフレが長く継続する可能性が高まっています。
米国株式市場はFRBが2024年春頃の利下げ開始するのではという期待が外れに終わったものの、9月の利下げ開始、年内2~3回程度の利下げが行われるという見方が主流になっている様相。
しかし、これはあまりにも楽観的過ぎるのではないでしょうか?
市場はどちらかというと楽観論に傾いている一方で、先月にゴールドマン・サックスのCEOが「FRBは年内利下げしない」との見通しを示したように、インフレ対応を優先するべきだという意見も根強いです。
また、仮にたとえ利下げが行われたとしても、高めのインフレが続いているわけですから、利下げ幅はそれほど大きなものにはならないでしょう。
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