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金利上昇局面で外貨建て保険に加入してはいけない

金利上昇局面で外貨建て保険に加入してはいけない

<メールマガジン 2017年1月17日>

年度末が近づいてきて営業目標を背負った金融機関が営業攻勢を強めてきています。


分配金引き下げの動きから投資信託の販売が難しくなっていて、低調な推移となっていることも影響していると思いますが、最近は「外貨建て保険を勧められているが、加入をするべきかどうか」というような問い合わせが増えています。


そこで今回はその問い合わせに対する私の答えを書こうと思います。


米欧豪ともにこれから金利上昇の可能性
米国は昨年1213日・14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、一昨年12月以来2度目の利上げを決定しました。


FOMC参加者の見通しでは、今年の利上げ回数が3回(各0.25%の利上げを前提)になると見込まれています。
トランプ次期大統領は巨額のインフラ投資など積極的な財政出動の構えを見せていることから、米国はこれから金利上昇が本格化していくと考えられます。


欧州でも、欧州中央銀行(ECB)が昨年128日に開いた理事会において、現在月額800億ユーロとしている債券買い入れの規模を、来年4月から月額600億ユーロに縮小することを決定しました。


この買い入れは2017年末までで、その後は決まっていないことから、ECBは否定しているものの、実質的なテーパリング(量的金融緩和の縮小)ではないかという声が挙がっています。
いずれにしても欧州も金融緩和の出口を探す時期にきているものと考えられます。


また、オーストラリアはというと、昨年12月にオーストラリア準備銀行(RBA)が市場予想通り政策金利を1.5%で据え置きました。
低いインフレ率など豪経済には弱い部分は残っているものの、OECDは利上げを推奨しており、近年続いた利下げの流れから反転する可能性があります。


このように外貨建て保険の投資先である米国・ユーロ・豪(ユーロは地域)では、過去の金融緩和の流れから一転して、これから金利上昇に向かう可能性が高くなっている状況です。

 

金利が低い時期には、変動金利の商品を選ぶことが投資のセオリー
そして投資での考え方ですが、「金利が高い時期には固定金利の商品を選び、反対に金利が低い時期には変動金利の商品を選ぶ」ことが基本のセオリーです。


これから金利が上がろうとしているタイミングで、長期にわたって低金利を固定してしまう商品を購入するのがもったいないことはわかりますよね?


つまり期間の長い固定金利の債券や、主にそのような債券で運用を行う外貨建て保険に、今のような時期に加入することは投資のセオリーから外れています。


仮に外貨に投資を行いたいとするならば、今のようなこれから金利が上昇しようとしている時期には期間の短い債券(長くても3年程度まで)や、外貨建てMMF・外国為替証拠金取引(FX)などの変動金利の商品を選ぶべきだと思います。


金利が上昇すると、債券価格は下がる
それに金利が上昇すると、債券価格は下がることも覚えておかなくてはいけません。


なぜかというと、市場金利が上昇すると、保有する債券を売って他の有利な金利商品に乗り換える動きが出てくるので、債券価格が下がるからです。
反対に市場金利が下降すると、有利な利回りを持つ債券を買う動きがでてきて、債券価格は上昇します。


金利の上昇債券価格下落
金利の下降債券価格上昇



つまりこのような関係になっています。


投資信託の場合、債券ファンドの月報などに債券投資の平均回収期間がわかるデュレーションが記載されています。
このデュレーションは金利上昇によってどの程度債券価格に影響が出るのかがわかるので、金利上昇局面においてはこのデュレーションが短いファンドを選んだほうが良いことになりますね。



投資方針として「デュレーションが13年以内になるような運用を行う」として、金利上昇のリスクを抑えることを明示してあるファンド(「短期」というネーミングになっていることが多い)もあります。


これから金利が上がろうとしている時期には、このような期間の短い債券で運用を行うことが大切になってくるのです。

 

市場価格調整で解約返戻金が減ってしまう
外貨建て保険の場合も、保険会社は契約者に支払うための保険金(責任準備金)は債券を中心に運用するので、上記と同じように金利が上昇すると債券価格が下がる影響が出てきます。


そのため市場価格調整といって、保険を途中で解約した場合に戻ってくる解約返戻金が、解約時の金利水準に依って増えたり減ったりする仕組みが導入されています。

 

従って金利の低い時に外貨建て保険に加入して、その後金利が高くなった時に解約をしようとしても(一般的にはこのような時に為替差益が発生することが多い)、債券価格下落の影響で解約返戻金が減ってしまうことが十分に考えられます。

 

そのため外貨建て保険の場合は、これから金利が上がろうとしているタイミング(金利上昇局面)で加入してはいけないのです。


もちろんこの金利と債券価格の関係は外貨建て保険だけではなく、円建ての保険などにも当てはまりますので、ぜひ覚えておいてくださいね!

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代表者 久保 逸郎

ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート

プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ

仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段はいじられキャラの温和な性格です。
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