老後のお金の不安を解消しませんか?ライフプランと資産運用・投資のことなら福岡市天神のFPオフィス クライアントサイドにお任せください。
【オンライン相談で全国対応】

福岡市天神のファイナンシャルプランナー事務所

FPオフィス クライアントサイド

〒810-0041
福岡市中央区舞鶴1-8-26
グランパーク天神C棟1028

092-716-3487

電話受付

平日9:00~18:00
(ご相談は土日祭日も対応)

お気軽にお問合せください

外貨建て保険の加入は、日本との金利差が3%以上になるまで控える

外貨建て保険の加入は、日本との金利差が3%以上になるまで控える

<メールマガジン 2016年5月31日>

『Financial Adviser』2016年6月号

現在書店で発売中の『FinancialAdviser』の外貨建て保険の特集に原稿を寄稿しています。


ファイナンシャルプランナー(FP)や金融機関の職員等に読まれている同誌ですが、今回外貨建て保険の特集を組んだのは、下記のような流れを受けてのことです。


それは日本銀行が1月末にマイナス金利の導入を決定しました。


マイナス金利は216日から実際にスタートして、現在は短期金利だけでなく、長期金利もマイナス(2016526日現在、-0.11%)の状況が続いています。
このような状況下で、円建ての貯蓄性のある保険商品の魅力は完全に失われました。


今月に入ってソニー生命が個人年金保険などの販売を停止したように、運用難から保険会社が貯蓄性商品を販売停止にする動きが相次いでいます。


しかし、金融機関(保険会社・保険代理店・銀行など)は保険販売で手数料を稼がなくては商売になりませんから、このような市場環境でも保険販売をやめることはありません。


そのため円建てではなく、外貨で運用を行う外貨建て保険を中心に顧客に勧める傾向が顕著になっているのです。


低金利の環境で外貨建て保険に加入しても得られる収益は小さい
今回私は7ページの特集記事の執筆を担当しました。
執筆しながら改めて感じたことは、現在は日本だけでなく先進国全体が低金利の状況です。
より正確に言えば、先進国の約4割がマイナス金利の状況。


このような市場環境で米ドル・ユーロ・豪ドルなどの外貨に投資をしたとしても、とくに外貨建て保険の場合はコストが高いので、契約者が得られる収益はわずかしか残りません。


例えば、この書籍の中ではある保険会社の外貨建一時払終身保険(米ドル建)のケースを具体例に挙げていますが、40歳の男性が1ドル110円のタイミングで今年4月に同保険に加入したとして、最低保証の積立利率(2%)の場合、65歳で解約した場合の戻り率(返戻率)は約105.6%です。


25年間も預けて5.6%しか増えないといことは、実質的な利回り(年換算)でいうと約0.22%に過ぎないのです。


低金利でインカム収入(利息収入)がほとんど積み上がらないため、上記のケースの為替の損益分岐点も約104円。


25年間も運用して65歳の時点で解約したとして、104円以上の円高局面になったら損が出てしまいます。
このような状況はどこの保険会社も同じです。

 

収益は小さく、為替リスクは大きい
つまり低金利の今の時期に外貨建て保険に加入したとしても、よい利回りは望めないので利回りは望めないのでインカム収入(利息収入)はわずかにしかなりません。


その一方で、契約者の抱える為替リスクは大きく残ります。
もちろん円安になれば為替差益を得られる可能性はありますが、将来の為替水準はわかりませんし、むしろ長期的なトレンドでは円高が進んできています。


わざわざ為替リスクという大きなリスクをとっても大した収益が望めないとなれば、外貨建て保険に加入するメリットはほとんどないはずです。


「通貨分散の一環として外貨建て保険に加入しましょう」と勧められることもあると思いますが、通貨分散目的ならFX(外国為替証拠金取引)や外貨建てMMFのほうが圧倒的にコストは安いです。


または低コストの外債ファンドのほうが、手元に残る収益は大きくなるはずです。


日本との金利差が開くまで待つ
このような状況を踏まえて考えると、外貨建て保険に加入するのは投資対象国と日本との金利差が、少なくとも3%以上に開くまで控えるほうがよいと思います。


それは金利差が3%以上になれば、金利面での魅力が残るし、長期間のインカム収入の積み上げで為替リスクを相当程度吸収できるからです。


もし、あなたが加入を勧められた場合はもう一度収益(メリット)とリスクについてはしっかりと考えてください。
少なくとも為替リスクという大きなリスクがあるので、「日本よりも金利が高い」というだけで加入することはやめておきましょう。


また、保障目的ではなく、通貨分散のための外貨保有を目的としているならば、FX(外国為替証拠金取引)や外貨建てMMF・デュレーションの小さい外債ファンド等への投資を検討するようにしましょう。


そのほうがコストが安い分だけ得られる収益は大きなものになりますし、「低金利の環境では変動金利の商品を選ぶ」という投資の基本原則からも外れません。

トップページ

   ごあいさつ

代表者 久保 逸郎

ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート

プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ

仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段はいじられキャラの温和な性格です。
どうぞお気軽にご相談ください。

    アクセス

住所

〒810-0041
福岡市中央区舞鶴1-8-26
グランパーク天神C棟1028
 

地下鉄天神駅 徒歩5分

事前予約制

電話受付:平日9:00~18:00

ご相談は全て事前予約制とさせていただいています。

メールでのお問合せは24時間受け付けております。

休業日

不定休

土曜日・日曜日・祝日も
相談は対応しています。

詳しくはお電話ください。

専門家プロファイル

専門家プロファイルにQ&Aへの回答、コラム掲載中

大洋不動産「しあわせ倍増コラム」に連載中