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米国景気の悪化は、ブラックマンデーを超える日本株の大暴落を引き起こした大きな要因

<ニュースレター「マネーの知恵」 2024年8月発行>

202485日の日経平均株価は前日比4451円安となり、大暴落をしました。この下げはブラックマンデー翌日の19871020日を超えるもので、金額ベースの下げ幅では過去最大、下落率の大きさでは過去2番目になります。

このような大きな下落を招いた最大の要因は、日本銀行の利上げ発表(政策金利を0.25%へ)を契機に、近年続いてきた海外投資家主導の円キャリートレード(低金利の円で資金調達を行い、高金利の海外資産に投資を行う取引)の急速な巻き戻しが発生したことがあります。
この巻き戻しのために円安で実力以上に評価されていた日本株の評価調整が起きたのですが、新
NISAをきっかけに投資を始めた初心者などは大変驚かれたようですね。

<日経平均株価の推移> 2024927日時点

データ出所:Trading View

また、今回の日本株暴落のもう一つの背景に、米国の景気悪化があることも見逃してはいけません。FRBによる金融引き締めの影響はオフィスビルの空室率の増加、クレジットカードの延滞率上昇、高級ブランド品の販売低迷など、各所に景気悪化の兆候が見られます。そこで今回は足元の米国経済で気になる点について触れたいと思います。 

オフィスの空室率が上昇しており不動産市場に懸念
まず初めに米国経済の気になる点として、オフィスの空室率が急上昇していることを挙げたいと思います。コロナ禍以降、テレワークが広がってきた影響などもあって、オフィスの需要は減少傾向にありますが、足元の空室率は14%を超えています。一等地のオフィスでも空室が目立ってきており、今後は資金繰りに行き詰まる業者が増えてきそうです。

不動産市場におけるオフィスセクターの寄与度は個人が住む住宅セクターほど高くないとはいえ、倒産が増えれば銀行の不良債権の増加に繋がってきます。銀行の財務体質が悪化することで、銀行の貸し出し姿勢が慎重になることも考えられるため、オフィス空室率の推移には注意を払っておく必要があります。また、REITファンドに投資を行う場合はオフィス物件の割合が少ないファンドを選ぶことや、(インデックスファンドに比べて)機動的に対応できるアクティブファンドを選択したほうがいいのではないでしょうか?

データ出所:JPモルガン・アセットマネジメント 「guide-to-the-markets-jp2024.3Q

 

家計ローン・クレジットの延滞率が上昇しており、個人消費に影響してくる可能性
また、自動車ローン・クレジットカード等の延滞率上昇も気がかりです。コロナ禍で大量に家計に資金を配ったことで、一時期過剰貯蓄の状態が続いていましたが、その過剰貯蓄は今年の初めあたりで枯渇してしまっています。足元で物価上昇が続く中、クレジットカードのリボ払いが増えており、延滞率も上昇傾向にあります。

学生ローンの延滞率が低位にとどまっているのは、コロナ禍での一時的な返済猶予が効いているためで、これから上昇していくことは確実だと思われます。

データ出所:JPモルガン・アセットマネジメント 「guide-to-the-markets-jp2024.3Q

株式や不動産等の価格上昇、いわゆる「資産効果」で今のところ個人消費については底堅く推移していますが、家計の余力が乏しくなってきていることは確かであるため、現在の状況がどこまで続くかはわかりません。米国はクリスマス商戦が個人消費に与える影響が大きいため、これから年末にかけての個人消費と家計債務の延滞率の動向を注意深く見ていく必要があります。

データ出所:三菱UFJアセットマネジメント 「投資戦略マンスリー20248月」

労働需給ギャップは解消された
さらに労働需給の悪化も気になるところです。一時期コロナからの回復期において深刻な人手不足に悩まされていましたが、移民の増加や景気悪化によって、足元の労働需給ギャップはほぼ無くなりつつあります。

労働需給ギャップが解消されつつあることで、今後は賃金上昇ペースが鈍化することが予想されます。家計の余力を徐々に奪うことに繋がってくる可能性は高いでしょう。今回の日本株暴落が起きた原因として、米国の雇用環境悪化が与えた影響は大きいと考えられています。

日本株市場は米国の状況次第
日本の株式市場は自立したマーケットではなく、米国株式市場の影響を大きく受ける傾向があります。海外投資家主体の取引状況となっており、日本企業の業績云々よりも、米国の動向次第で変化するマーケットといえます。また、実体経済においても米国の景気動向が与える影響が大きいため、11月5日の大統領選挙の行方を含めて、米国の動向はしっかりと確認するようにしましょう。

【著者】
久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)

ファイナンシャルプランナー
金融知力インストラクター
日経情報活用アドバイザー(日経メディアプロモーション公認)

<プロフィール>
高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。
大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。
相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行う。


大和投信、三菱UFJ投信などの大手運用会社のアドバイザー(講師)を10年以上経験しており、マーケット環境や投資信託の活用方法についてのアドバイスを得意としている。

<主なメディア実績>
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・ファイナンシャルアドバイザー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか

近況報告

2024810日 大洋不動産(福岡市東区)のしあわせ倍増コラムに寄稿
『投機と投資の違いと、足るを知ることの重要性』
https://taiyo-f.jp/column/archives/3632
※しあわせ倍増コラムには、3ヶ月毎にコラムを寄稿しています。

プライベート

7月後半に息子が新型コロナウイルスに罹ってしまったため、私は6日間天神の事務所で過ごしました。

日中に仕事をして、夕方から大濠公園を散歩したり、かもめ広場(福岡市中央区港)で海を見ながらハイボールを飲んだりして過ごして、ゆっくりと過ごすことが出来ました。

そして朝は散歩がてら長浜鮮魚市場に行って、朝ごはんを食べました。長浜鮮魚市場の食堂は朝8時から営業していて(全ての店舗が朝8時から営業しているわけではありません)、天神の事務所に泊まる時はよく朝ごはんを食べに行っています。(ランチタイムは混雑するため、朝の時間帯のほうがおススメです。)

   ごあいさつ

代表者 久保 逸郎

ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート

プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ

仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段は温和な性格です。
どうぞお気軽にご相談ください。

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