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<ニュースレター「マネーの知恵」 2024年5月発行>
2024年に入ってから日本株は上昇。日経平均株価はバブル期の最高値を更新し、3月22日には40888円(終値)を付けました。海外投資家主導の上昇であることは以前からお伝えしてきた通りですし、円安が企業業績を押し上げていることも間違いありませんが、企業の設備投資意欲が旺盛で、全体的に良いムードになってきているのは事実です。
そこで今回から数回に分けて、財政面を含めた日本経済の現状をデータで確認していきたいと思います。
■経済成長率は停滞しており、景気が良いとはいえない
まずは経済成長率の推移から見ていきましょう。
データ出所:世界経済のネタ帳
2021年の経済成長率は2.56%(前年比)でやや高めの水準になっていますが、これは前年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で大幅なマイナス成長であったためです。その後2022年は0.96%、2023年は潜在成長率を上回る1.92%になりましたが、国際通貨基金(IMF)の見通しによれば2024年の日本の経済成長率は0.86%(2024年4月時点の推計)程度にとどまる見通し。
円安という強烈な追い風があることを踏まえれば、もう少し高い経済成長率になってもおかしくないと思いますが、輸入インフレ等の影響で個人消費を中心に落ち込む可能性が高いと見られているのでしょう。
■インバウンドだけで経済を発展させることはできない
円安の影響で、足元ではインバウンドで経済が盛り上がっているのではと思われるかもしれませんが、直接的な恩恵が大きい宿泊・飲食業がGDPに占める割合は1割程度に過ぎませんし、インバウンドが日本経済全体(GDP)に与える影響は1%以下と考えられていて、実はそれほど大きなものではありません。最近ではオーバーツーリズムの問題も指摘されており、インバウンドだけで日本経済を活性化させようとするのは極めて難しいことだと思います。
データ出所:世界経済のネタ帳
やはり主要産業である自動車、電子機器、工作機械などの分野が、国際競争の中で優位性を保ち、輸出を伸ばしていくことが日本の経済発展には不可欠です。
また、個人金融資産については未だに世界第2位の規模(2141兆円、23年10-12月期資金循環統計)を誇るわけですから、金融の分野を伸ばして国民の金融資産からの所得を増やして、内需拡大に繋げていこうとする戦略は正しい方向だと思います。その点において、今年1月から始まった新しいNISA制度の創設や金融特区を設ける構想は岸田政権の目玉政策の一つであると思いますし、長期的な視点で経済の活性化に繋がっていく可能性があります。
■日本の大きな課題は生産性の向上
その一方で、大きな課題は生産性の向上です。これからの日本は過去に例がないほどのスピードで人口減少が進んでいくわけですから、働き手となる人々の生産性が向上していかないと経済はシュリンクしていってしまいます。その点ではITの活用が重要な鍵となるのですが、残念ながら日本の労働者のITスキルは高いとはいえません。
また、財政の内の教育予算は年々削られていっており、先日国立大学協会が財政悪化で窮状に陥っていることを訴えたように、高度人材教育の部分にあまり資金が振り向けられていない現実があります。足元では企業の人材教育に頼っている状態で、その企業も日立のように自社でアカデミーを作って20~40代を中心に約10万人のデジタル人材を育成するという会社がある一方で、ITスキルが高い人材を育てるノウハウも資金も無く、人材確保に困っている会社も多いのが実情です。
データ出所:世界経済のネタ帳
世界的に一人当たり名目GDPの推移は経済成長の度合いを測る上で重要な指標の一つと考えられていますが、日本の一人当たり名目GDPは伸び悩んでおり、2023年は約33805USドルで世界32位。現在33位の韓国にいつ抜かれてもおかしくない状況ですし、37位の台湾も右肩上がりで伸びています。日本の経済大国としての地位は年々落ちていっていて、「日本はもはや新興国」などと揶揄されても仕方がない状況です。
現在の社会保障や財政の持続可能性を確保するためには、マクロの経済成長がプラスであることが必要で、そのためにも一人当たり名目GDPが上昇していかなくてはいけません。国家戦略としてもっと高度教育に予算を使い、ITスキルを持つ人材を増やして、ITの力によって生産性を向上させていくこと。また、シンガポールのように金融の力によって生産性を高めていく必要があるでしょう。何かと批判されることが多い岸田政権ですが、目指す方向性は間違っていないと思いますし、僅かながら経済の潜在成長率は上がり始めているようです。
【著者】
久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)
ファイナンシャルプランナー
金融知力インストラクター
日経情報活用アドバイザー(日経メディアプロモーション公認)
<プロフィール>
高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。
大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。
相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行う。
大和投信、三菱UFJ投信などの大手運用会社のアドバイザー(講師)を10年以上経験しており、マーケット環境や投資信託の活用方法についてのアドバイスを得意としている。
<主なメディア実績>
読売新聞・朝日新聞・朝日新聞AERA・東洋経済・財界九州・エコノミスト・マネープラス・FPジャーナル・ファイナンシャルアドバイザー・TVQ九州放送「九州けいざいNOW」・FBS福岡放送「めんたいワイド」・九州朝日放送「ニュースぴあ」ほか
2024年4月22日 オンライン勉強会開催
『パッシブ投資(インデックスファンド・ETF)は亜流でなくてはならない ~最新の投資環境(2024年4月)~』
4月21日に北九州で仕事だったついでに、少し足を延ばして下関に行って、お気に入りのゲストハウスに泊まってきました。
個室やテラスから海が見えますし、関門大橋を眺めることも出来て、綺麗な夜景を見ながら飲むお酒が最高。
唐戸市場まで海沿いを歩いて約5分で行けるため、翌朝6時半頃に市場に行って美味しい朝ごはんも食べることができました。
最近はインバウンドで人気の観光地はどこも大変込み合っています。
遠出をしないでも、近場にも良い場所は沢山あるため、このような時期は近場を探ってみるのも面白いかなぁと思い出しているところです。
ライフプランと資産運用(投資)のエキスパート
プライベートでは週2回程度テニスをして、週末はランニング(マラソン)やキャンプ、スキー&スノーボード、シーカヤックなどを楽しんでいるアウトドア派。
大学時代から約30年間はアメリカンフットボールに携わっていました。
元オクトーバーベアーズ選手→コーチ→代表
'17~19みらいふ福岡SUNSコーチ
仕事やスポーツの時は真剣ですが、普段は温和な性格です。
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